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緊急寄稿、ボス、サッポロ一番「頂」を評価する

私、ボスは巷で宣伝されているインスタントラーメン、サッポロ一番「頂」(いただき)を食してみました。


味は塩を選択。


具材はシンプルにネギのみ。私はネギの青い部分も食べるのですが、この部分は煮ると甘みが出て今回のスープの評価に影響を与えるのでサッと湯がくのみで。

……


いやー、まいった。

生だ。マジ、生。


私は以前このブログで、今回と同様の題名でマルちゃん正麺を評価し、その際、世の中のインスタントラーメンの生麺化への移行にやや批判めいたことを書いたのですが、で、油揚げ麺をインスタントラーメンという固有の食べ物として観念し、遊び楽しむのも捨てがたい愉しみだという旨のことを書いたのですが、今回のこのサッポロ一番頂は、それとは別の、「インスタントラーメンでこんな、ほぼ完璧の生麺みたいなものを食べるのも新たな楽しみだな」という気持ちを抱かせる画期的なラーメンだと感じさせられました。


ほんと、生なのです。
食感も、見た目も。

特に煮上がった最初の見た目。

北海道の麺の名店「西山製麺」の麺を彷彿とさせるいい色の麺。
鮮やかでつややかな黄色、食欲をそそる色。

弾力しっかり、どっしり。
麺生地をしっかりと練り上げ強いコシとなめらかな食感を作り出している。これにはかなりすごい乾燥技術も用いていると思われる。
食感はまったくもっちり。つるつる。プルンプルン。

ほんと凄い。


ほんとの生麺って、たっぷりのお湯で泳がせるように煮て、別口のお湯でどんぶりに入れたスープを溶いてそこに麺を入れるという、最初たっぷりのお湯を沸かさなければならないという、更にスープにお湯を入れ、その間、麺を茹でるとスープの温度が落ちるという、更に湯切りのザルという洗い物も増やすという、そんな手間等が出るのだけど、今回のサッポロ一番「頂」は、ふつうに500mlのお湯で麺を煮て、それで別にどんぶりに入れたスープ液にそのまま入れスープを溶き、麺を流すという、インスタントラーメンそのままの作り方で、まったくの生麺同様のラーメンを作ることができるという画期的なラーメンなのです。

これはマルちゃん正麺でも、日清ラ王でも、明星凄麺でも、作り方は同じですが、でも、ほんとの麺のどっしり感、もっちり感、つるめき感、なめらかさなどでは、私の中では今回の「頂」に軍配が上がる。
スープはラ王だと思うが。


とにかく、「頂」はすごかった。食べてる最中、「うーん、すごい。うーん、すごい。」を何度も連発していた。

インスタントラーメン各社が生麺を目指したインスタントラーメンそれぞれに凄い、究極の商品名を付けている。

後出しじゃんけんみたいに、世の中に出された他社のラーメンを後発のラーメンが超えようとするが、今後更にインスタントラーメンの生麺化が進化した場合、ネーミングはどうするのだろう。

とにかく、今回のサッポロ一番「頂」には、他社のインスタントラーメン製作担当者はくやしさ、焦りを抱いたに違いない。
そう私が思うほど、頂は突出しているラーメンであった。
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