トロコンなり。いつぞやのセールで買ってた積みゲー消化を。
たまーに、ふと昔のドット絵のゲームもやりたくなるもので。

雪ん娘は見下ろし型アクションシューティングで、可愛い雪女が幽霊、妖怪を蹴散らしながら薬の材料を求めて各地を旅をするゲーム。
昔懐かしいアーケードっぽいデザインでやりこみとしてはシューティングらしくハイスコアを目指して周回するものに近いか。
中断セーブ、パスワード再開なんぞもなくぶっ通しで遊ぶことになる。
また1周目終わったらタイトルに戻るんかと思たら、いきなり2周目(ハードモード的なやつ)が始まるけんね。疲れたぉ。

というかモードは本編(ソロ、協力)とボスラッシュ(ソロ、協力)のみであり、あとは最低限の操作説明とパッドの振動オンオフが出来るオプションだけである。
キーコンもボリューム調整もないよ!
今では考えられないね!

PS2のゲームではあるけどスーファミに近いくらいボリュームは控えめで良くも悪くもシンプルな作り。
スーファミやアーケードで育った世代的には問題ないが現代っ子には受けなさそう、と言うか今更遊ぶほどでもないくらいドマイナーなタイトルなのだけど。←
因みに尼でみたらPS2版びっくりするくらいのプレミアついてた。誰が買うんじゃいっていう。
自分はセール価格だったので値段相応に、小休止的に昔のゲームに触れられた満足感はあるが。
レトロゲーム収集家は買ったりするんだろうか…。


難易度としては簡単すぎず、難しすぎず。初見はライフ少なっ!ナニコレムズッ!と思たが慣れたらどってことはなかった。シューティングにわかの自分でも初見でノーマル+ハードモードを通しでノーコン出来たくらい。
昔ながらのアクション、シューティング同様、マップ構造、敵の配置固定の覚えゲーですんで。(ただハードは一部ヒィヒィ言う箇所もあった)

と言うかボムに当たるスキル(一定量取得した雪玉を消費して発動する攻撃)が滅茶苦茶強い。たぶんこれのおかげで大分難易度下がってて、なかったらかなり難しい部類に入ると思う。
一般のボムと違い画面全体攻撃、高い火力、弾幕打ち消しは無く、敵や弾幕を凍らせるだけなのだが。
凍らせた敵を倒すとボムに必要な雪玉が補充出来るため、敵さんを纏めてスキルで一網打尽にすれば消費した雪玉を回収、下手したらお釣りがくる。
と言うわけでほぼほぼボムが出し放題なバランス。しぼんぬしても雪玉が減るペナルティなんぞもないゆとり仕様バンジャイ。
ボス戦においてもスロー効果を付与出来るため安全かつ早く倒すためにもスキル連打でゴリ押しが正義、ボスラッシュにおけるS評価の判定も積極的にスキルを使うこと前提に調整されてるように感じました。
(ただし凍らせられる弾幕に関してはライフが減る判定を持つ物に限り、ダメージがなく状態異常を付与する物には効果がなく、万能ってわけでもない)


射撃タイプは連射速度が一番早い直線、直線より射程と連射速度が落ちる代わりに範囲が横に広がる3WAY、連射が遅いかわりに(恐らく)威力が上がったボム、リーチと連射速度が最低クラスなかわりに近くの敵を追尾するホーミングの4種類。
恐らくは3WAYが安定かと思われる。雑魚散らし、動き回るボスへの対策にもなる。また画面外に居る敵は攻撃のサイン(音)は流れても不発に終わり、尚且つこちらの攻撃は何故か当たる仕様があり、3WAYを連射しながら地道に足を運べば安全に進んでいけちゃう穴がある。(ハードではありがたいのだが)
しょーみボムとホーミングは使い道がよくわからなかったのでほぼ使ってませんごめんなさい。
でもホーミングだけ使い勝手が悪かったのは確かかと。基本は一対多勢やので連射効かんのはかなり進み辛いし、ボス戦でもDPSが低く戦闘が長引き、おまけに射撃を防がれる部分の判定にもホーミングは吸われてしまう。ホーミング縛りで本編クリアとなるとこれまた難易度が上がることでしょう。


あとやることと言えばボスラッシュ。(というかそれしかやることがない)
大体のボスはパターン覚えたり、スローかけるタイミングを見極めたらS評価はわりとあっさり取れるけど、7面のパンプキンだけは苦戦した。
攻撃パターンも動き方も不規則で追いかけっこ状態でした。むしろ全ボス通りのラッシュのがあっさりS取れる始末。これがゆらぎってやつですね。


ボリュームが少なすぎて繰り返し遊ぶのには向かんけど(クレジットみた感じそもそも少数精鋭だった)、適度な難易度のアクションシューティングを安価で味わえたので良しとしませう。
個人的にドット絵がいきいき動いてたのはポイント高かった。BGMも幽霊や妖怪を相手するのに全体的に明るい曲調で心地よかったです。

いじょ。