本日、行きつけの美容院に最後のカットをしてもらいますた。今月末で閉めると言うことでね。
普段通りおねいさんとは会話を楽しませて貰いましたが。
バックヤードって言うのかな?店の奥の荷物を運んだり閉店準備も少しずつ進めている様子を見るに本当に来月以降は無くなっちゃうんだなぁ…と実感致した。(店長の旦那さんがせっせと荷物運んでた)

私の髪質を理解の上、毎度毎度整えて下さってたからなぁ。名残惜しいやら寂しいやら。


本当に急な出来事でして。
店長さんとおねいさんのお二人で経営されてたのですが、今年の5月に店長さんが病に倒れ、翌月には帰らぬ人に。
3月にお世話になった時の店長さんはとても元気な姿だっただけに、新聞のお悔やみ欄みて衝撃が走ったのを覚えている。
おねいさんも予約数を減らしつつ、お一人で頑張ってはいたのですが。悩みに悩んだ末に閉店を決意されたそうな。
店長さんもギリギリまでお店の心配をされていたそうで。本当に気さくで優しい方でした。

人の世ってこうも儚いものかと。いついかなる事情で瓦解するかわからないな。



10年以上もお世話になってた行きつけのお店が無くなるって事態は滅多に経験がないもので。
こういう時どう感謝を伝えれば良いのか悩みに悩んだ末、無知な私は菓子折を渡すことに。
つまらないものですが、感謝の気持ちです、っつって。

少なくとも間違ってはいない…よな?

花束どうぞ!ってガラでもねぇしな。←
でも店内には結構お花も飾ってた。閉店近付くにつれてよく頂くんですよって言うてた。



ついでに、今日は特別にシャンプーのサービス(本来有料)までして頂きまして。おまけに今日使ったのと同じシャンプーを丸々1本頂きまして。
最後の最後までお世話になりっぱなし。

わしゃわしゃ洗髪してもらうのもまた心地好いのです。この感覚も最後になるなんてなぁ…。

お店閉めないでぇ!って言いたい思いをぐっと堪え、とりあえず「長い間お世話になりました。」と。
あとは「記念にスタンプカード余ってたら1枚下さい。いつまでもここのファンなので。」と言ってお店を後にしました。

後生大事にします。




余談ながら、こう言った人との出会い〜別れを経験する度に某アニメの台詞「出会いは神の御業 別れは人の仕業」を思い出します。
今回の別れは悪い意味とかではなく、仕方の無い事情ではあるのですが。

一生の内に神の気まぐれでどれだけの見知らぬ誰かと出会い、各々の事情で別れを経験していくのだろうね。

いじょ。