新たにスマブラに参戦したテリーを昨日使ってみますた。

扱って初日やのでまだまだ性能を把握していないが、ワンチャンス掴んだ時の火力が高いキャラに仕上がってるんじゃないかと。
立ち回りに関しては機動力控えめで自分から崩しに行けるキャラじゃなく、復帰の融通も利かん典型的な復帰弱者組やが、コマンド版ライジングとダンク、避け攻撃の各種切り返しで守りに困らないのと、"弱から"コマンド強ダンクで20%越えのダメージを叩き出すコンボが特徴的に仕上がったキャラかなと。

この"弱から"と言うのが曲者で応用が利きすぎるんすよ。(リュウケンもそうだけど)
確定反撃は勿論、その場回避狩りにも使えるし、下手したら回り込み回避も狩れる。
当たってたらコマンド強ダンクが蓄積兼撃退技として機能し、GOサイン出てたらバスターウルフで早期撃退、ガードされてたら強バーンナックルで反対側へ逃げたり、弱を中断して仕切り直しや、中断してからコマンド強ダンクで相手の暴れを逆に狩ったりだとか、昨日の手合わせだけでもわりといんちき臭ぇローリスクハイリターンムーヴが目についた。
(相手からしたらテリーの弱をガードしたところでダンクを撃つ撃たないの読み合いが発生する、これはリュウケンも同じ)

重量級のクルールがステージ端強ダンクやウルフで100〜120%くらいからあっさり昇天しちゃう辺り火力の高さが伺える。
これが発生の早い"弱から"繋がるんだから。

また復帰弱者とは言えクロム、ガエン、マックに比べりゃライジングに無敵ある時点で全然帰れるレベルで、大体は横Bから空中回避とライジングを駆使すれば崖掴み自体には困らない。
ただしコマンド強ライジング復帰はこれまでに無い操作で若干の慣れが必要なんと、崖からの復帰行動が弱めで根気よくベク変欠かさず、読み合いを掻い潜る必要有り。


それを補って余りある待ちからのワンチャン性能ですよ。
攻めが苦手なら地上パワーウェイブで鳥篭、リーチ長めな置き空前、対空ゲイザー擦ればいいじゃないというスタイルに行き着いた。


主力として振れそうな技は、
・弱パワーウェイブ(地上接近を抑制、及び飛ばせる、弱なら反射されてもへーき)
・小J置き空前(横に長い空対空)
・下スマ先端(横ベクで低姿勢にも当たる)

…あんまやれることがない…よって待つべき。

対空は上スマ、空上、避け攻撃を筆頭に、引き付けてからコマンド版ライジングでの割り込みもある。
着地狩りDAも持続長めで使いやすく、相手低%時はなるべく相手には浮いててもらいたいかなと。

中距離牽制しながらじわじわライン上げて相手から動いてもらい、対空はきっちり取って、隙あらば本命の弱と各種強攻撃を狙えば待ちテリーの完成です。


欠点は復帰時に飛び道具打たれたらめちゃめちゃ刺さっちゃうのと、パワーウェイブ牽制が役に立たん反射持ちにはテリー側から動かなあかんようになるんでややめんどうではある。
またテリー自身が浮かされると下方向に強い技がなく空対地はかなり辛い方。お手玉されたらあれよあれよと%が増えてく。
お手玉からの着地狩りスマッシュで100%未満で早期撃退されるんが最悪のパティーン。
あと投げが総じて弱く撃退に繋がらんので、ガード固められると撃退が苦しい。


とは言え100%越えたら超必でひっくり返るからなー。
スマブラの弱攻撃を防ぎきるってかなり難しいです。剣士組なら置きの空前先端押し付けりゃいいけどさ。
んで置き空前には置きゲイザーが刺さるから安定行動とも言えないわけで。
弱とゲイザー両方を防ぐにはガードが安定行動となる。よって100%越えたテリーはライン上げと投げの比率を増やせば良い。

崖際ゲイザー撃てるようになったらその場登り、攻撃登り、ジャンプ登りもまとめて狩れて撃退まで出来るクソ択だから端マウントも強化されると言っていい。
掴んだらとりあえず前後投げが安定かも知んない。

攻めが強いキャラでもないから、基本的に自分からは動かない。
弱暴れ、置き行動、ライン上げの3枚の手札で待ちつつ、ガード見えたら前後投げで場外を狙う。
この4択がテリーのやるべき立ち回りかなと。



と、だいぶ持ち上げ気味になったが冷静に考えるとリュウケンも弱→コマンド強昇竜でコンボ火力、撃退力は高い上に、復帰や着地狩り拒否にもってこいの超優秀なセビと言う存在があるから、立ち回り面ではテリーはリュウケンに劣るんよね。(言うて無敵技持ちだからテリーの暴れ性能自体は全キャラで見ても強い方)
特にセビは着地狩りの様子見つつ、安全に離脱または着地狩り見てからセビ→コマンド昇竜が確定するんだから。
同じ格ゲー出身でキャンセル要素も再現されてるから以下はリュウケンとの比較について書いてみる。

弱からのコンボも性能でみればほぼほぼ互角。上に飛ぶため撃退力が安定する昇竜か、斜め前方に飛ばすためステージ端だと早期撃退が狙える強ダンクかの違い。
この場合基本的にはベク変が利きにくく場所を選ばない上ベクトル技が無難ではあるが、強ダンクはある程度前方へ運びながら吹っ飛ばすためライン上げをきっちりすりゃ昇竜と変わらないか、それ以上の撃退力は出せる。


弱点に関してもほぼほぼリュウケンと同じなんで立ち回り面では劣化気味と言わざるを得ない。
検証してないけど、リュウケンと同じ仕様なら弱、横スマ、掴みは低姿勢にスカるためまともに戦わせてもらえないはずなんですよ。
ピチュー、ピカチュウとか機動力あって飛び道具持ってて低姿勢持ちで相性最悪やないですか。

またリュウケンには上投げ撃退があるんですよ。テリーにはそれがない。
着地狩り拒否性能もガード崩す手段とガードに負わせるリスクもリュウケンに負けてるからお願い弱暴れせざるを得ない。これがシンプルで強いと言えば聞こえは良いが、悪い言い方すると浅い。ほんと昨日は弱と下強擦りまくってただけだから。
立ち回りにおいてテリーが優れる要素は今んとこ弱ガードされた時の誤魔化しと、空前の足が長いくらいしか見当たらない。←

ただしこれはGOサイン出る前の話であって、超必が使える状態だと崖マウントと爆発力のアドバンテージが跳ねあがるため、特定条件下においてはリュウケンを凌ぐパワーはあるのかなと。
100%越える前と後でテリーの威圧感がガラッと変わる辺り扱ってて楽しいキャラではあるんだけど、不安定さは否めないかな。
なんし早期撃退されると劣化リュウケンだから。

あ、書くの忘れたけど早期撃退されないためにもベク変が必須テクなわけで、きっちり出来ない人はテリーはかなり扱いが難しく感じると思う。崖外の読み合いの引き出しの数は勿論のこと、ベク変と崖受け身の精度に掛かってる。
耐えた先にGOサインの爆発力が待ってるからこれからテリー使う人はベク変、崖受け身は手癖レベルには手に馴染ませとくべき。


キャラ全体のランクとしては超必加味してもリュウケンと並ぶか、不安定さからリュウケンの次点くらいになるんじゃないかなぁと予想。
ってかリュウケン自体強キャラの手前だから、中堅上位はあると思うなぁ。

ランク関連はあんま書くとどこぞのスレ見たいに「お前言ったこと覚えとけよ」って流れになるからこの辺にしとくw

いじょ。