リディー&スールのアトリエ、トロコン。
これにてトロコンタイトルが102個目、プラチナが90個目に到達。

トロコンまではかなり時間がかかりましたが、無事「不思議の時代」を見届けることが出来ましたぞよ。

いやぁ…トゥルーエンドの未来に続く終わり方、最高かよ。不思議シリーズ三部作遊んだからこその思い入れもあると思うのだが。
彼女たちがどんな旅路を歩んでゆくのか、とても楽しみである。
フィリスのテントで皆が寝食を共にして、ソフィーの故郷、キルヘン・ベルを目指すんだろうなぁ…。とか妄想が広がるんご。

あと内心腐ってる個人的な主観になるのだが。
ソフィーとプラフタは師弟を越えた絆で結ばれてるし、姉妹百合が好きな身としてもフィリス&リアーネ、リディー&スールはポイント高い。
百合厨的にも良い作品であったよ。


そしてとあるトロフィーのタイトルにもあった「守られていた君は。」…このフレーズ感慨深いよなぁと。とても気に入ってます。

アトリエシリーズにおいて錬金術士って唯一無二の才能を持っている代わりに、戦闘が苦手で最初は皆守られる存在なんですよね。

でも錬金をするにあたり薬草や鉱石を採取に行かなくてはならず、魔物とも遭遇する。そこで身近な幼馴染みであったり、戦闘慣れした傭兵や騎士に付き添ってもらいつつ、徐々に自身でも戦えるように武具や爆弾を作ったり、負傷した仲間を助けるための薬品を作ったりしながら仲間を支える術を身に付けていく、この課程が本シリーズの根幹にあたるわけだが。


リディーを遊んでみて、成長したフィリスやソフィーの頼もしさを改めて実感しましたが、ソフィーも昔はモニカやオスカーに守られてたんだったよなぁと、ふと懐かしくなった。

前作の主人公が次作では主人公を支える錬金術の師となるのはアトリエシリーズの伝統でもあるが、この構図は何度味わっても飽きない。

それに等身や外見に違いはあれど、中身はそのまんまだったりと変わらない良さもあったりして。確かに経験の差から錬金術の腕がより磨かれていたり、戦闘技術も上がってはいるけど、ソフィーは相変わらずオバケが苦手だし、フィリスは野菜が嫌いとかね。
この辺の前作を遊んだ人へのファンサービスも旺盛なのがアトリエシリーズならではの楽しみと言える。


あと、アルトの存在もある意味不思議シリーズの締め括りに相応しいと言うか。(Extraの製作者コメントにもあったけど)
ある意味で、ソフィーのアトリエの物語においても結末を迎えたと言って良い。
プラフタもソフィー、アルトによって色んな意味で救われたと思う。

クリア後特典の製作者や声優コメントも毎度楽しみの1つだったり。あちわさんのコメントは毎回面白可笑しいし、声優さんのコメントも収録に当たっての心境とか体験談が聞けたりするので。これはゲーム買って遊ばないと聞けない貴重なやつ。
ネージュ役の優希さんの「人間嫌いなんです。」ってコメントには思わず共感してしまった次第。
この一言でファンになりそう。←



なんか話題が二転三転したけど、パズルとRPGをうまく融合させた不思議シリーズはやり応え抜群でとても高く評価したい。過去作と違い、錬金釜を見下ろす演出も実際に頭を悩ませて錬金を行っている気にさせてくれるような、凝ったユーザーインターフェースで良き。

不思議シリーズは三部作通して、特に世界を救うでもなく、各々のやりたいことに向かって突き進む、かなりまったりとしたスローライフ寄りのRPGゲームやので、穏やかな世界のほのぼの系RPGが好きな人にオススメ出来る良作。


いじょ。