本日は年に一度の地元のお祭りだったわけですが、なんというか、とても残念な1日でしたと言わざるをえないねぇ。

まずは天気。覚悟はしてたけど、案の定大雨ですた。
今年も阿波踊りの踊り子としての参加でして、舞台と流し(隊列組んで踊りながら町を練り歩くやつ)予定のところ、流しは中止で舞台のみ。
惜しいことに昨日の天気はまだマシやったんで1日ずれてたら良かったんになぁと。

まぁまだいいんですよ。天気は。
しゃあない、で済ませれるんでね。
日本晴れ使えるポケモンでもおらん限り天候なんて操りようがない。


一番残念だったんは舞台踊りまで滅茶苦茶になったこと。プログラム通りに事が進まんかったんよね。
年に一度の、しかも今年は全国デビューで取り上げられるという貴重な機会でして。運営としても気合いが入っていたんでしょう。
他県からお偉い人も何名か招いて一緒に踊るという話は聞いており、練習でもどのタイミングでお偉い人が挨拶して、その最中に後ろで隊列組みながら踊るだとかフォーメーションも皆必死で身体に教え込んでました。

ただ、情報共有がしっかり出来ていなかったんでしょうね。
お偉いさんが想定されていたタイミング通りに挨拶が行われず、おまけに挨拶が長すぎて尺も足りず。
大体舞台踊りの尺が各連で7〜8分ということで、それを想定した練習メニューを組んで行われたわけです。仮に多少オーバーしようと乱舞(阿波踊り終盤)部分の時間削って調整すれば済む話でした。
しかし挨拶だけでなんと約2分も尺を使われるというね。
その打ち合わせもしていない想定外の2分間、こちらは下手に動くことも出来ずただ舞台袖で眺めるだけ。(偉い人の挨拶中やから掛け声で合図とったり、勝手に踊り出すわけにもいかない)
結果、運営側の心ない「はけろ」の一言で本市では毎年恒例で見せ場となっている1パートが丸ごとカットされるという悲しい結末となった。

こちとら仕事終わりの身体にムチうって1ヶ月近く練習してたわけです。その練習期間を無駄にされ、年に一度の舞台を滅茶苦茶にされたのは煮え切らないですね、本当に。
勿論お偉いさんの挨拶部分かて当日ぶっつけ本番やので悪気もないわけです。
明らかに運営あるいは本市と他県のお役所との情報共有が足りてなかったことに他ならない。

事前に「舞台演舞の尺には限りがあるので挨拶は数秒程でお願いします」と伝えておくとか、挨拶のタイミングがわからなかった場合も進行、案内するスタッフを置いて定位置にお偉いさんを誘導すれば済む話でした。

この矛先をやれ運営が悪いだの、どいつが悪いだの犯人探しに当てたとこで結果が覆るわけではないが、長年鳴り物担当してたベテランのおじちゃんも「こんなひどい演舞は初めてじゃ」「二度とあってはならん、踊り子が可哀想すぎる」と気が済まない様子でした。
自分もパートを担当する人達の練習風景を近くで見てたからこそ本当に残念でならない。


まぁ今年がイレギュラー過ぎたってのもあるんやけどね。←全国ネットでの放送
いつもは他県から人招くなんてやらんけん。
変に気合い入れてボロが出たんだなぁと。
そのぽかでダイレクトにダメージを喰らうんは踊り手達というね。

はぁ…やっぱつれぇわ…。


お酒でも飲めりゃあ早く忘れられるのかしら。

いじょ。