原神の話。
放浪者の命名、なんとか決まりましたぞよ。
悩んだ…えらく悩んだ…。以下、自己満足記事。


グーグルのトピックのお陰で放浪者の任務にて名付けイベントがあるのは知ってたが、こうも悩むことになるとはなぁ。
スカラマシュ、散兵と言う名前じゃなくなった経緯も知れてスッキリした。
因みに再度スカラマシュって名前を与えようとしたら「その呼び方はもう必要ない。」と一蹴されちった笑


最初は他作品のマンガ、ゲームキャラの名前を当てるか、「生意気な非常食」とか「ポコポコビーニー2号」、「スカラマッシュロン」とか大変ふざけた名前を付ける気でいたのだが。
放浪者の任務やった後だととてもじゃないが付けらんねぇや!そんな勇気ねぇ!

キャラメイクもののゲームとかは自分で愛用してる名前があるけど、現在と過去回想の設定が定まったキャラの名付けとなると、下手な名前付けると絶対後悔するよなぁと思い。
※しっかり一度命名したら変更不可能な仕様
なにより放浪者に失礼。

人形である彼がもう一度人間として歩み始める重要な場面。
ナヒーダちゃんからも「名前は人生において初めての贈り物よ。」なんて言われたらふざけるわけにもいかないじゃんね!
子に名前を付ける親ってこんな気持ちなのかと。←


放浪者に纏わるキーワードに関連するものとして「捨て子」「償い」「報い」「裏切り」「愛」「願い」「輪廻転生」「祝福」「奉仕」「価値」「事件の真相」と色んな言葉が浮かんできた。

母親である雷電将軍に捨てられ、人間を信じ裏切られ(これについては博士の計画に巻き込まれた被害者とも言える)、神を憎み、人を殺め不幸を撒き散らした存在。

過去の行いは決して覆せない背負うべき罪であるが、被害者でもある彼には償いに囚われるような名前よりも、未来に期待するような前向きな名前が良いよなぁと思った。



悩んだあげく付けたのが「牡丹一華」。
英語やギリシャ語で「風」を意味するアネモネの和名ですね。稲妻出身なのもあって和名を意識してみた。
見た目も美少年だし、可憐な花の名前でも特に違和感はない。

以前遊戯王のカード名繋がりでアネモネって花について調べた際「希望」って意味の花言葉があるのはなんとなく覚えていたが、よく調べてみると

アネモネ自体には「儚い恋」「見放された」「見捨てられた」
白のアネモネには「希望」「期待」「真実」
青のアネモネには「固い誓い」
紫のアネモネには「あなたを信じて待つ」
赤のアネモネには「君を愛す」

と言う意味があるそうな。


「神や人々に見放されたとしても私は貴方を愛している。前世の諸行を受け止め、同じ過ちを犯さないためにも強い意思を抱いて前を向いて欲しい。そんな未来の貴方を信じてる。」

との想いを込めた。


様々な色の元素力を取り入れて自分の力に変換させる独自の能力、また転生によって黒紫の衣装から純白の衣装に生まれ変わった彼にはどの花言葉も通ずるものがあるのではないかと。

なにより任務のクライマックスで旅人を守るため、風元素の使い手としての力に目覚めた彼に相応しいアネモネの名前を授けたいなと思った次第。


それに今後、雷電将軍との和解イベントがないとも限らないしね。
その際、雷電将軍からも愛される存在になることを期待したい、信じたいって想いもあります。


ついでに、アネモネには毒もあるそうで。
放浪者のいちいち毒(嫌みや小言)を吐きたがる捻くれた性格にも合ってる気がするのよね。
そこもまた可愛いんだよなと思えるのも歳のせいかしら。なんか放浪者のことを親目線で見ている気がしてならんぜ。

雷電将軍と言い放浪者と言い、稲妻編は魅力的なキャラクターが多いなぁ…。


これからも風の赴くままに、テイワットの色んな地を一緒に旅しましょう。
改めてよろしく、牡丹。

いじょ。